「プリティ・ウーマン」で学ぶ、上品な女性のマナー英語・レッスン。
マイ・フェア・レディ−Lady English Lesson− Vol.1
マイ・フェア・レディ−Lady English Lesson−」は、日本のカルチャーを海外に発信する為、世界を飛び回っている音楽プロデューサー中脇大容が、外資系一流企業の社長秘書を経験し、現在はロスで英語スクールを経営している、モントゴメリー結美と、ふと気になった日本と海外とのカルチャーやマナーの違い、ちょっとした英語表現、新しいトレンドや人気スポットなどの話題をやり取りしているメールたちです。どこに出ても恥ずかしくないレディになれるヒントもあるかもしれません。気軽にのぞき見してみてくださいね。
在米日本人コミュニティのパーティに招待され、演奏を披露した中脇大容(まさひろ)さん。
音楽プロデューサーとしては一流で、アメリカにも頻繁に訪れる中脇さんですが、実は英語は勉強中。
特に、一流の人たちが集まるパーティで、マナーに従った言葉遣い、振舞いなどは、本だけでは中々身に付きません。
そこで中脇さんは、昔映画で見たあのシーンを思い出し、結美さんにメールを送るのでした。
「プリティ・ウーマン」のあのシーンの英語は、上品な振舞いですか?
from: 中脇大容 to: モントゴメリー結美 Subject: 先日はありがとうございました。 |
Dear Yumi,
先月のThe American-Japan Societyのディナー、ありがとうございました。
LAのセレブが300名以上参加となるとやはり華やかでしたね。
私も久々に人前で演奏しましたがとても楽しかったです。
日本総領事の奥様には特に喜んで頂けたようで良かったです。
パティーナの料理もさすが、美味しかったですね。
特にデザートは良かったな。
今回のパーティーは半分、社交の場でもあったと思うのですが、結美さんにちょっと聞きたい事があります。
昔の映画ですがジュリア・ロバーツとリチャード・ギアが出ていた「プリティー・ウーマン」知ってますよね?
あの映画の中で、ジュリア・ロバーツとリチャード・ギアが仕事関係の男性2名とディーナーテーブルを囲むシーンがあります。
そこで、ジュリア・ロバーツ演じる娼婦のビビアンがトイレに行こうと席を立つと、そのテーブルにいた男性3名全員が立ち上がるのですが、これはアメリカでは一般的なマナーですか?
また、この様な時、他の女性は着席したままで良いのですか?
席を立ったジュリア・ロバーツにリチャード・ギアがこう聞きます。
Where are you going?(どこに行くの?)
それに対するジュリア・ロバーツの返事はこうです。
Going to the ladies’ room.(お手洗いにいってくるわ)
このときの、”トイレに行く”という言い方は
ladies’ room や mens’ room は、上品な表現ですか?
トイレといっても、英語でもいろいろな言い方、表現があると思うのですが、きっとそれぞれ言葉の持つ雰囲気が違うのでしょうね?
ちょっと気になったので聞いてみました。
時間のある時にでもリターンください。
よろしくお願いします。
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